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パソコン選択、その前に

パソコン選びのその前に
確認しておきたい基本事項

パソコン選びを始める前に、まず、パソコンを使用する上でのお約束事項を確認しておくとしよう。いずれもごく基本的な内容なので、ある程度、パソコンの利用経験がある方は読み飛ばして構わない内容である。

一方、パソコンを初めて購入する方はこの逆で、内容が理解できない可能性もある。パソコン初心者の方は、購入後に再度ご確認頂くと良いかも知れない。当サイトをご覧になっている時点で、パソコン未経験では無いはずなのだが。

ソフト導入

何はなくとも「セキュリティ対策ソフト」の導入は必須。OS 本体のサービスパックや、セキュリティ更新と共に、最新の状態にアップデートするのを忘れてはいけない。

ここから先は、各個人の趣味・嗜好に合わせてアプリケーションソフトを導入する事になるが、パソコンを安定的に利用したいのならば、これ以外のソフトは、極力少ない方がよい。これは周辺機器などを動作させるドライバソフトや付属のユーティリティソフトにも共通する。詳細は、別コラム「ソフト選択、その前に」をご覧頂きたい。

パソコン清掃

取引先からの緊急呼び出しで、パソコンの保守に伺った際に、真っ先に行うのが「 CD/DVD ドライブ清掃」と「ウイルスチェック」である。「ウイルスチェック」を行う理由は説明するまでもないと思うが、「ドライブ清掃」も重要なポイントで、これを怠ると手痛いしっぺ返しを喰らうことがある。

従来、パソコンの故障は、ネットワークがらみのトラブルと、ウイルス関連が中心だったが、ここ最近は、メイン基盤やハードディスク等の物理的な障害が多くなっている。これが 10 年近く使用してきた古いパソコンなら、老朽化だと諦めも付くのだが、購入から2年も経たない比較的新しい製品が、ロートルパソコンと同じような確率で壊れるのだから、いかに品質が低下しているのかを物語っているような物である。

こういう場合の復旧作業に必要なのが、CD/DVD ドライブだ。最近の機種はほとんど USB コネクタが付属しているので、大抵の場合、保守用の USB メモリや USB ドライブで用が足りるのだが、OS の再インストールとなると、光学式ドライブが欠かせない。悪いことに、そういう時に限ってドライブが読み取れないから泣けてくる。

担当者曰く「普段、使ってないんだから大丈夫なはず」だそうだが、経験則で言わせていただくと、ある程度日常使用していたほうが、ゴミや埃が付着せずに長持ちする物なのだ。普段は、DVD 鑑賞程度にしか利用されない光学ドライブだが、使用・未使用に関わらず2ヶ月に1度くらいは清掃しておいて頂きたい。

バックアップ

説明の必要はないと思うが、不慮の障害に備えて、日頃からデータのバックアップを心がけてほしい。これはパソコンを使用する上で「最低限の自己防衛」である。 バックアップの取り方には様々な方法があり、ここでは語り尽くせない。詳細は、別コラムに譲るとして、最低でも2カ所(2方法)に取るのが望ましい。

また、バックアップの対象は個人が作成したデータだけに止まらない。何かのトラブルに備え、システム全体のバックアップも欲しいところだ。 意外と忘れがちなのが、ソフトの設定情報や、日本語 FEP のユーザー辞書、インターネットのお気に入り情報などである。

内蔵電池

「パソコンが突然起動しなくなった」「起動しても日時が狂っている」「起動すると毎回 BIOS 画面が出てくる」という症状は、単純にパソコンの内部電池が消耗しただけの場合が多い。

通常は AC 電源で動くパソコンも、時刻設定やパソコンの基本情報は、本体内部に取り付けられたボタン電池で保持されている。当然の事ながら電池の寿命が来れば、時刻設定は初期化されてしまう。パソコンの基本情報も同様に記録されているため、最悪の場合、ハードディスクや周辺機器が認識されなくなる。日々の保守は無理としても、このような症状が発生した場合、内部のボタン電池を交換してみると良いだろう。パソコンメーカーへの修理依頼もこのケースが多いようだ。

バッテリ寿命

電池に関連してもうひとつ。充電式のバッテリには使用限度回数があるという事も忘れているようだ。ノートパソコンが好例だと思うが、バッテリを取り付けたまま AC 電源で使用していると、電源を切断する都度、再充電が行われるため、たとえば1日に4回電源を ON/OFF しただけで半年程度で充電効果が無くなってしまう計算になる。

ニッカド型バッテリで 200 回程度、リチウムイオンバッテリでも 400 回程度の再充電が限度と言われている。これは残っているバッテリ容量に関係なく、充電した回数でほぼ決まる。またバッテリを使い切らずに再充電を行うと「メモリ効果」が起こり、使い切る事ができなくなってしまい、バッテリの寿命が短くなる。リチウムイオンバッテリにはメモリ効果が発生しないと言われてきたが、ここ最近はリチウムイオンでもメモリ効果が現れる事が報告されている。

携帯電話から、ノートパソコン、デジカメ、音楽プレーヤー、ビデオカメラ、家電品、玩具など、充電式の製品はいずれも同程度だと考えて良い。